ある日、僕は生まれてはじめてのMTGの大会に行きました。
デッキは緑単色のクリーチャーデッキでした。軽量クリーチャーで相手を倒すデッキです。
ある一戦、相手は眼鏡をかけた太目の、どこからどう見てもやり手の人でした。
僕は少し緊張しました。プレイミスをしないよう、ゆっくりと確実にプレイしました。
2ターン目でした。
僕は2枚目の森を置き、そこから灰色熊を召還しました。
そのときの、対戦相手の顔は今でも頭の中にへばりついています。まるで汚いものを見るような、侮蔑の視線です。
「……プレイでいいですか?」
僕の質問を無視し、相手はブツブツと何かをつぶやいていました。雑種犬がどうのといっていた気がします。
試合中僕は相手のいやな視線と、時折混じる嘲笑をずっと受けつづけ、結局負けてしまいました。
「ありがとうございました」
先輩に習ったよう、試合が終わったので僕は挨拶をしました。
しかし相手の返事は
「……もうこないでねwww」
我慢しつづけた涙がほほを伝いました。
いったい僕の何がいけなかったのでしょうか。今でもわかりません。
疑問を抱きつづけながら、僕は涙をぬぐい、ジャッジに急用ができたと告げると、会場を出ました。
僕の何がいけなかったのでしょうか。
僕はMTGを楽しみたかっただけなのです。
みなさん、僕の何がいけなかったのでしょうか……
デッキは緑単色のクリーチャーデッキでした。軽量クリーチャーで相手を倒すデッキです。
ある一戦、相手は眼鏡をかけた太目の、どこからどう見てもやり手の人でした。
僕は少し緊張しました。プレイミスをしないよう、ゆっくりと確実にプレイしました。
2ターン目でした。
僕は2枚目の森を置き、そこから灰色熊を召還しました。
そのときの、対戦相手の顔は今でも頭の中にへばりついています。まるで汚いものを見るような、侮蔑の視線です。
「……プレイでいいですか?」
僕の質問を無視し、相手はブツブツと何かをつぶやいていました。雑種犬がどうのといっていた気がします。
試合中僕は相手のいやな視線と、時折混じる嘲笑をずっと受けつづけ、結局負けてしまいました。
「ありがとうございました」
先輩に習ったよう、試合が終わったので僕は挨拶をしました。
しかし相手の返事は
「……もうこないでねwww」
我慢しつづけた涙がほほを伝いました。
いったい僕の何がいけなかったのでしょうか。今でもわかりません。
疑問を抱きつづけながら、僕は涙をぬぐい、ジャッジに急用ができたと告げると、会場を出ました。
僕の何がいけなかったのでしょうか。
僕はMTGを楽しみたかっただけなのです。
みなさん、僕の何がいけなかったのでしょうか……
コメント